この時期に対策をしなければならない国民病があります。花粉症です。
今年は九州、四国、中国地方では前年よりも花粉量が少ないようですが、近畿と東海は前年並み、関東以北では前年より多いそうです。
花粉の飛散は、九州では2月上旬、中国、四国、関西、関東では2月中旬、北陸は2月下旬、東北は3月上旬に花粉の飛散が始まると予想されています。
もちろん飛散開始日前から少量の花粉は飛んでいますし、天気により飛散量にバラつきがでます。
今年は、前年に比べて少ないといっても10年前と比べたら2.5倍高くなっています。
花粉は、前年の夏が気温が高く、日照時間が長いと多くなり、逆の場合は少なくなります。
そういえば、昨年の夏は冷夏でしたものね。
花粉症の症状をひどくしないための治療の原則は、本格飛散開始予想時期の2週間前から抗ヒスタミン剤服薬を開始することです。
これを抗ヒスタミン剤による初期療法と言います。
症状が本格的になる前の時期からかかりつけのお医者さんのところに行き、抗アレルギー剤を処方していただいてください。
この抗アレルギー剤は、副作用として眠気があります(実は、眠気が強いほど効き目は強いのですが、、)
運転する方にとっては、事故のもとですのでこの点は要注意です。
眠気が強い場合は、運転をしないこと、もしくは眠気が少ない薬に変更しましょう。
各製薬メーカーが眠気を減らした独自の薬を生産販売しています(14種類以上あります)。
眠気が少なく効果がある自分にあった薬を選んで服用してゆくことが大事なことです。
自分に合った薬は、自分で名前を憶えておいて医師が処方するときにお願いするのがよいでしょう。
さあ早めに花粉症対策を開始してください。